バーンロムサイ展@バンコク
バーンロムサイは2542年にチェンマイに設立された、エイズ孤児たちの生活施設です。現在7歳から20歳までの30人の子どもたちが暮らしています。将来子どもたちが自立した社会生活を送れるように、また、社会に根強く残っているエイズに対する差別や偏見を乗り越え、自信を持って生きていけるように、子どもたちがそれぞれ好きなこと、得意なことを見つけ、それを職業とできるようサポートすること、それが私たちの目指していることです。
■展覧会会期・会場
2011年11月16日(水)
「Rikyu by boy Tokyo」バンコク店
スクムビット49
■企画趣旨
今回の展覧会はバーンロムサイがタイで初めて開催する展覧会です。この展覧会をきっかけに、タイ人、タイに住む外国人にバーンロムサイを知ってもらい、今後タイ国内で支援を募る上での足がかりにしたいと思います。
展覧会ではチャリティベアと子どもたちの絵、子どもたちが描いた猫の絵などをモチーフにしたグッズを展示販売します。中でもメインはチャリティベア。チャリティベアを通して、バーンロムサイはHIV感染者を支え、またベア作りに参加して下さる多くのボランティア、チャリティベアを購入して下さる多くの方々に支えられています。この“支え” “支えられる”新しい支援の形を紹介するとともに、チャリティベアを通して繋がる支援の大きな輪の中に、タイに住む方々を招待したいと思います。
■チャリティベアとは
チャリティベアの素材となる「裸クマ」はチェンマイのHIV感染者支援センターで働く女性感染者たちの手によって作られています。それをバーンロムサイが買い取り、山岳民族の人たちや、日本のボランティアの方々に装飾をお願いします。そして、出来上がった「チャリティベア」をバーンロムサイの様々なイベントで展示販売したり、日本の飲食店やショップ、ホテル、ギャラリーなどで販売していただき、その売り上げをホームの運営費の一部に当てています。昨年からはタイ国内でも数か所のショップがチャリティベアの販売に協力して下さっています。クマひとつをとってみれば、本当に小さなものかもしれませんが、それで支えられている人、繋がっている人の数は数えきれません。
■装飾に関して
– 「裸クマ」を素材とし、服を着せたりペイントしたりして、ご自由に装飾して下さい。
– クマのサイズは大(約11.5cm)、小(約8cm)の2種類あります。
– ご希望の個数とサイズについては参加申し込みの際にお知らせ下さい。
– 色は白と黒の他、数色あります。
■お申し込みの方法
バーンロムサイスタッフ大塚美里までメールにてご連絡下さい。
misato@banromsai.jp
お申し込みいただき次第郵送します。
■締切
2011年10月25日 バーンロムサイ必着で郵送下さい。
■装飾費用と送料について
装飾にかかる費用と送料は参加者のご負担をお願いしています。
■展示販売
装飾していただいたクマは「チャリティベア」として展覧会の会場で一律一体300バーツで販売します。今回のクマ作りにご協力いただいた皆さまのお名前を、ご許可をいただけた場合、会場内に順不同で掲示させていただきます。作品一つ一つにお名前を掲示することはありません。ご了承下さい。