大阪からのゲストシェフ@吉左右
ウェスティングランデ・スクンヴィットの日本料理「吉左右」では、7月30日までの限定で、大阪の味を取り入れた厳選メニューをご用意。
「大阪の夏」をぜひご堪能ください。
日本のシェラトン都ホテル大阪の「うえまち」の和食料理長とシェフチームが吉左右で腕を振るいます。伝統の匠の技を守りつつ遊び心も取り入れたシグネチャーディッシュは今だけ!
茅ヶ迫料理長は、昨年のG7伊勢志摩サミットで各国首相に料理でおもてなしをした際の料理長でもあります。
その料理長が、これだけ日本のものも食材も揃っているバンコクでも、日本とのわずかな違いに戸惑い、苦労しながら日本の味を求めました。今回のメニューの中でも、どうしてもというこだわりの食材は素材から調味料まで日本から持ち込むという気の入り様です。それでもそのわずかな違いのために、譲らざるを得ないこともあったと言います。
ここまで料理長が気合が入っているのは? 一言、「お客様に本当の本物をお届けしたい」から。
大阪から来た本物の日本料理。懐石・会席料理のバランスのとれた美しさもさることながら、一品料理それぞれの佇まいもまた艶やかです。
その料理長と信頼するシェフチームの腕にかかった、美しく美味しい、本物の日本の味を楽しめるのは今週いっぱいまで。
さて、先日行われた発表会では、来場したタイのプレスの方からの質問にも丁寧に答える料理長の姿もありました。
吉左右の落ち着いた雰囲気の店内で、ゆっくり食事を目と舌で楽しむ時間はとても贅沢に感じます。
松花堂弁当
たこ焼き
鰻柵とろろ掛け
お好み焼き
串カツ5種盛り
松花堂弁当のデザート豆乳抹茶ゼリーをスパークリングゆず酒と
今回、多くのメニューを準備しご提供していますが、中でも料理長のオススメは「鰻柵とろろ掛け」を始めとする、何気ない普段の一品とのこと。メインではないちょっとした一品は、通常ならバンコクで手に入るもので「ほぼ」の出来上がりで満足してしまうもの。
そんな「ちょっとした何気ない一品だからこそ、改めてちゃんと『本物』を味わって欲しい」とシェフ。日本の味を大事にする心が伝わって来ますね。
それでは、今回のこの数多い大阪の味の中での、料理長の一番のお気に入りは? と聞けば、やはり「鰻ざく」とのことでした。ものすごく日常でもないけど、超特別でもない一品、暑いバンコクでもあっさり美味しくいただけるからでしょうか? 単にシェフの好物かもしれませんけど。
今回のメニューの一部をご紹介
大阪盛夏の献立(松花堂弁当ランチ)
OSAKA BENTO BOX (1,200バーツ++)
同じものが一つとない、バラエティー豊かな食材を使い、それ一つずつのきりりとした美しさ、美味しさ。そして全体の美しさ。すぐに頂きたいという気持ちと、これはしっかり目に焼き付け、写真に残さねば! という気持ちとが葛藤します。
お造りには、日本から持ってきた「食用」の金箔も。見た目の美しさも大事にする日本料理ならではの心遣いです。
鰻柵とろろ掛け
U-ZAKU (420バーツ++)
料理長一押しの一品。鰻の味付け、胡瓜・蓮根酢漬けと合わせ、味のバランスが良い一品。暑い夏、キリリと辛口の日本酒の肴にぴったりです。
串カツ5種盛り
Kushikatsu (320バーツ++)
大きすぎず、食べやすいサイズの串カツが、可愛らしく寄り添っています。
ソースは、香りのよいオリジナル。
たこ焼き・お好み焼き
Takoyaki (280バーツ++)
Okonomiyaki (320バーツ++)
いつもの「粉もん」。でもとても上品な仕上がりに。少々冷めても口の中に粉っぽさや半生の感じが微塵も残らず、ただ滑らかに美味しくいただけます。おやつ? ではなく、これは大人の「粉もの」です。
ちょっとおまけ
そして、「おまけ」は、日本ではまずお目にかかれない「たこ焼き」と「お好み焼き」。
もちろん、大阪の味で万人にお馴染みですが、何がレアかと言うと、「日本料理の職人が作る」のです。
たこ焼き職人のたこ焼きはもちろん最高! なのですが、和食料理長が作るたこ焼き・お好み焼きは、いつもの「粉もん」のはずなのにとても上品な仕上がり。かといって、あのパンチがないわけではありません。
日本では味わうことのできない、トップクラスの日本料理長が作る「庶民の味」も楽しみの一つです。
今回、シェフチームが来タイして、厨房で職人技を披露する中、きっと吉左右の現シェフ達も日本の最新の技を見て覚えて身につけていくことでしょう。料理長達は到着してすぐに働き詰めの姿を見せているとは、ウェスティンのご担当者の弁。職人の休む暇を惜しんでお客様のために働く姿を垣間見たと言います。
今でも非常に質の高い「吉左右」の日本料理。この機会を経てより一層素晴らしいものになるのが楽しみですね!