タイ基本情報その2

日本からのフライト時間・時差

東京から直行便で、タイへ向かう便では6~7時間。日本に向かう便で5~6時間です。
日本との時差は -2時間。日本よりも2時間遅れなので日本のお昼12時は、タイでは朝の10時です。

電圧・プラグ

タイの電圧は220V、50khzです。日本の100V対応の電化製品を使用する際は、変圧器が必要となります。
最近のスマフォ、ノートパソコン、デジカメなどの充電器は、100V~240V対応のものが多く、そのまま、もしくはプラグ変換だけで利用できます。

プラグ形状は、様々なものがあります。タイのコンセントは汎用タイプが主流ですので、A, C, Dタイプと呼ばれるプラグはそのまま使えます。
日本の製品のプラグはAですので、そのまま差し込むことができます。

ビデオ・DVD

ビデオやテレビの方式は、PAL(ヨーロッパなどと同じ)です。日本や北米ではNTSCという方式が使われています。
方式が違うのでタイのビデオ、DVDは基本的には、そのまま日本のビデオデッキなどでは再生できません。
またDVDのリージョンコードは3なので、これも日本の2とは異なり、購入して持ち帰っても再生できません。

タイで販売されているテレビやビデオデッキ、DVDプレイヤーは、NTSCのものが再生できたり、リージョンコード2のものが再生できるものが
多く、タイで日本のソフトを再生する場合にはあまり問題にならないことが多いです。

チップ

タイは元々チップ文化はありませんが、ホテルやレストラン、マッサージ店などではいくらか渡しましょう。マッサージ師にはタイ人もチップを渡しています。レストランでも、お釣りの小銭をチップとして残すタイ人が多いです。
以下はチップを渡す場面とおおよその相場ですが、あくまでも気持ちの問題なので、強制するものではありません。
参考程度にとどめてください。

ホテル

荷物を運んでくれた際には、20バーツ~。ベッドメイキングの際にもベッド一つにつき20バーツ~。欧米諸国の宿泊客も多く宿泊し、チップは通常あるものとして考えられている場所です。気持ちの良いサービスにはチップで気持ちを表現しましょう。

タクシー

お釣りの細かい単位(1バーツから4バーツ)を受け取らない事で、チップ代わりとする事が多いようです。中には運転手の方が細かい単位を切り捨てて多めにお釣りをくれる場合もあります。
但し不手際が合ったり、道を間違えられて遠回りになったりした場合、キッチリお釣りを貰いましょう。

高級レストラン

チップを置くか否かは、店のクラスや会計にサービス料金が含まれているかどうかで、少々変わってきます。
高級レストランは大抵の場合はサービス料が加算されているので、その場合はお釣りの小銭程度~100バーツ以内を置いておけば良いでしょう(人数にもよります)。サービス料金が含まれていない場合は、会計の5~10%程度置いておけば良いでしょう。但し強制でもないので、置かなくても問題はありません。

マッサージ、スパ

通常のタイマッサージ・足マッサージなどで、1時間50~100バーツ程度。
スパ、エステなどでは、1時間100バーツ程度。

チップについて

チップは日本には無い文化なので、慣れるまでは面倒と思うかもしれませんが、サービスに対しての評価をお金で表せるので、慣れると便利な一面もあります。
良いサービスを受けた際には多めに払い、逆にあまり良くなかった場合はチップを置かないことで、店や従業員への評価が可能です。
チップ文化が定着している欧米などでは、チップを貰える職業は、他と比較して賃金が安く設定されています。チップも明確に労働報酬のうちです。
そのため、サービス業に従事する人々は、一生懸命サービスに徹します。
タイは欧米程ではありませんが、やはりサービス業で働く人々の賃金レベルはそう高くはありません。
良いサービスを受けた場合には、気持ちよくチップを出せると良いですね。
受け取った方も自分の評価なので、嬉しいです。
※チップを直接渡すような場面では、小銭ではない方がスマートです。