コラム Enjoy Colorfull Life! 第181回 ヘアカラーにおけるパーソナルカラーの重要性

Enjoy Colorfull Life!

ヘアカラーにおけるパーソナルカラーの重要性

バンコクでもファッションや美容への関心がとても高く、ヘアカラーを楽しむ方が年々増えています。ショッピングモールやカフェを歩けば、明るいカラーやハイライトを取り入れたスタイルの方を多く見かけるようになりました。しかし、流行している色をそのまま取り入れても、自分の肌に合っていなければ顔色がくすんで見えたり、髪色だけが浮いてしまうことがあります。そこで重要になるのが「パーソナルカラー」です。

パーソナルカラーとは、一人ひとりが持つ肌・瞳髪の色と調和する色のこと。大きくは「春・夏・秋・冬」の4タイプ、さらに12タイプに分類され、それぞれに似合う色の特徴があります。例えば、イエローベースの方にはゴールドやキャラメルブラウンが肌に自然に馴染み、ブルーベースの方にはアッシュブラウンやダークチョコレートのような深みのある色がよく映えます。

ヘアカラーは顔まわりに大きく影響するため、選ぶ色によって第一印象が大きく変わります。自分に合うカラーを選べば、肌に透明感が生まれ、クマやシミが目立ちにくくなり、若々しく見える効果もあります。反対に合わない色を選ぶと、実年齢より疲れて見えたり、髪色だけが不自然に強調されてしまうこともあります。

特にバンコクは日差しが強く、屋外と室内での光の差も大きいため、髪色の明るさやトーン選びはとても重要です。パーソナルカラーを取り入れることで、自然光の下でも肌と髪が調和し、日常の生活シーンでも美しさを引き立ててくれます。

流行だけで色を選ぶのではなく、「自分に似合う色」を理解すること。これこそが、ヘアカラーをもっと楽しみ、自分らしさを輝かせる一番の近道です。バンコク在住の皆さまも、ぜひパーソナルカラーを意識したヘアカラーを楽しんでみてください。

SPRING

SUMMER

AUTUMN

WINTER

田岡 道子 プロフィール

東京のDICカラーデザイン(株)ネットワークグループマネジャーを経て独立。その後、米国大手企業でのカラースタイリングを担当、その他タイ大手ファブリック会社のPASAYAにて寝具のカラーデザインも担当するなど、企業での実績多数。パーソナルカラーではアジア各国でカラーセミナーを実施中。日本では、美容系雑誌での連載やタイでは経済紙に一面で取り上げられる。また、タイ人向けのカラー書籍も2016年1月より全国で発売開始。日本ではすでに5冊のカラー書籍を執筆。

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