Vol.99 コラーゲンがもたらす美肌のポイント(その2)

コラムコスメパーラー Vol.99 コラーゲンがもたらす美肌のポイント(その2)

コラーゲンの分子は大きく、お肌に塗っても肌の内側に浸透することはありません。ですから、化粧品に使用するコラーゲンは、低分子量化してお肌への浸透性を高めています。低分子量化されたコラーゲンは、それぞれマイクロコラーゲン、ナノコラーゲン、ピココラーゲン等と表示されていますが、実際の単位ではなく、イメージで表示されている場合が多いようです。

コラーゲン配合の目的は、皮膚の保湿です。皮膚表面にとどまり、大気汚染などの外部刺激から皮膚を保護する分子量のコラーゲン、低分子量化され角質層の奥まで届き、水分を抱え込んで保湿をするコラーゲンがあります。皮膚は角質層に潤いがあることで、健やかな状態を保ち、皮膚内部からの活動を活発にすることができ、ハリを保ち、乾燥による浅いシワを解消する効果もあります。またコラーゲンは、コエンザイムQ10との相性が良く、相乗効果によりそれぞれの効果を高めます。

コラーゲン主体の化粧品では、世界で初めて、バンコクの気象状況(気温、湿度)やお肌環境(紫外線、エアコンによる乾燥、大気汚染)に着目して、3種類の低分子量化された、九州産トラフグ由来のコラーゲンと酵母発酵法のコエンザイムQ10が配合されたオールインワンゲルの「コラーゲルQQ」をおすすめします。タイのカリスマメイクアップアーティストもこの化粧品の開発に携わった結果、オールインワン化粧品にありがちな、ファンデーションがモロモロになったり、化粧崩れが早いというマイナス面が少ないと評判です。べとつかない感触で、男性の方にもおすすめです。また、コラーゲンのサプリメントも、真皮幹細胞に働きかけて新しい線維芽細胞を生み出し、体内でのコラーゲンを生み出す能力を高めます。サプリメントは、コケモモ、アムラ果実、コエンザイムQ10配合の資生堂「ザ・コラーゲンエンリッチドV」をおすすめします。

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Published 2020/03/14 09:00:41 · Updated 2020/03/10 11:57:47

by IKKYUU 「美容研究家」

ハリウッド映画、ミュージックビデオ、CM等のメイクを実施。故ダイアナ妃、IMAN等のヘアスタイリスト KEVIN MICHAELS 氏のショーメイクを担当。タイの好感度No.1スーパーモデル“ルックゲイ”、NYのトップ10モデル“フローレンス”など世界で活躍するモデル、女優に美肌ケアを指導。現在は｢成功ロゴマーク｣の鑑定や制作、｢おもてなし道｣の講師としても活躍中。