コラム コスメパーラー [Vol. 87] 安全面から考える、お肌へのストレス対策のポイント(その2)

タイを拠点に活躍する美容研究家IKKYUUのビューティコラム Cosme parlor

[Vol. 87] 安全面から考える、お肌へのストレス対策のポイント(その2)

 今年もバンコクのPM2.5の高い数値が話題になりました。健康への影響が問題視される大気汚染ですが、お肌に対しても機能を低下させ、乾燥を招き、シミ、シワ等を発生させ老化を早めます。PM2.5(微小粒子状物質)は、自動車の排気ガスやごみの焼却炉から発生する煙などに含まれる微粒子の総称です。有害な硝酸塩、硫酸塩、有機化合物等が含まれ、肺に入り込むだけでなく、皮膚に沈着し、悪影響をおよぼします。サイズは2.5μm(マイクロメートル)以下の大きさで髪の毛の太さの1/30程の大きさです。毛穴に対しても、1/20程の大きさで、簡単に入り込みます。PM10以下の大きさの汚染物質も毛穴に入り込みます。粒子が細かく、皮膚に沈着し、毛穴に炎症等を引きおこします。じんましんや肌荒れの原因にもなります。ドイツの研究機関が2010年に発表した研究結果では、排気ガスなどの多い都市部に住む高齢の女性は、郊外に住む高齢女性に比べ、額のシミが35%、頬のシミが15%以上多いという結果が発表されています。大気汚染対策のポイントは、

 

  1. 1.帰宅後、すぐに肌表面の汚染物質と有害物質を除去する為に洗顔をする。
  2. 2.週に1回は、フェイスマスクを使い、肌の奥深くに溜まった汚染物質を取り除きます。
  3. 3.外出の際は、素肌をさらさないように化粧品を使用し、日焼け止めやファンデーションでお肌をカバーする。

 

 以上3点がポイントです。分子量の大きなコラーゲンが角質層の表面に留まり、お肌を守る「コラーゲルQQ」(下記広告参照)のご使用をおすすめします。またフェイスマスクには、細かい粒子が毛穴の奥深くの、汚染物質を吸着して取り除く、パラオの白泥から作られた「パラネージュクレイパック」を、おすすめします。紫外線対策と同様に、大気汚染物質への対策も重要です。

by IKKYUU 「美容研究家」

ハリウッド映画、ミュージックビデオ、CM等のメイクを実施。故ダイアナ妃、IMAN等のヘアスタイリスト KEVIN MICHAELS 氏のショーメイクを担当。タイの好感度No.1スーパーモデル“ルックゲイ”、NYのトップ10モデル“フローレンス”など世界で活躍するモデル、女優に美肌ケアを指導。現在は「成功ロゴマーク」の鑑定や制作、「おもてなし道」の講師としても活躍中。

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