コラム バンコクとあやさんと私 第187回 旦那さまは日本人
第187回 旦那さまは日本人
今では、あや業をする人も高齢化と職種の広がりで減ってしまいましたが、私があやさんと関わっていた全盛期の頃は、「えー!本当なの?」と言う話がたくさんありました。
中でも雇用者と結婚したあやさんの話はよく覚えています。私は、あやさんの面接をする時に、年齢、家族構成、住んでいる地域、経歴などを聞きます。彼女に家族の話を聞くと、「息子と暮らしています。夫は事故で亡くなりました」との答え。「お気の毒に」と思いましたが、タイでは事故も多いので、決して珍しい訳ではありません。しかも旦那さまは日本人の元雇用者だったそう。息子さんが幼い頃に飛行機事故で亡くなられたとのことで、暫くは保険で暮らせてもいつかは尽きます。そこで彼女が選んだ仕事は「あや業」でした。そして我が家に求職に来たのです。「またあやさんするの?」とつい聞いてしまいましたが、彼女たちの多くは、この仕事しか出来ないと思っているようです。今、彼女が何をしているのか知りませんが、誰にも共通することですが、結婚相手によって人生は大きく変わることを実感した出来事でした。
あやさんを通して、私もたくさんの裏話を聞き(笑)、社会勉強になりました。今だから話せること、また書かせていただきますね。
チンチョ・プロフィール
在タイ20年以上の主婦。ひょんなことからあやさんと日本人奥様の仲介をすることに。バンコク滞在経験を生かして双方の相談に乗ったり、多くのトラブルに対応。そしてまさかの高齢出産。あやさんに助けられながら家事に育児にボランティアに奮闘中。






