
専門家と巡るスタディフィールドワーク
『タイの現代アートシーンを学び楽しむ3日間!』(2025年2月7日~9日)
こんにちは。sawasdee! ARTです。
美術やアートが好きな方は、主に西洋美術や日本美術を観る・知る・学ぶ機会に触れ、展覧会などを楽しんでらっしゃると思いますが、アジア美術となると、遺跡や仏像などを中心とした、今から少し前の時代を学ぶ機会はあっても、アジアの美術の「今」を知る機会は多くないのが現状です。
タイのアートシーンは、コロナ禍前から徐々に活気づいており、コロナ禍を経てさらに盛り上がりを見せています。体系的に学べる機会が少ないため、素晴らしいアート作品が身近にあっても気づかないのはもったいないですね。特にバンコクは、世界中から人が集まる人種のるつぼ。多様な文化を吸収し目まぐるしく変化し続ける街です。このような環境が、アートシーンの急速な進化を促し、現代アート施設が増え続けています。
街の中心にある「BACC」だけではなく、バンコクの北には「MOCA(バンコク現代美術館)」があります。その他、ミュージアム施設が沢山誕生しつつあり、タイのアートシーンを観る・知る・学ぶのにちょうど良い時期に来ています。ちょうど今、「バンコク・アート・ビエンナーレ」が開催中。バンコク在住の方は、この機会にこの街で展示されているアートを堪能してほしいという気持ちでいっぱいです。
ただ、「どう見たらいいの?」「何が面白いの?」「どこが凄いの?」と、アートを楽しむ「きっかけ」が欲しい時がありますよね。モネの《睡蓮》もゴッホの《ひまわり》も、「どう凄いか」を見聞きしているからこそ、目に留まり心が動く事もあります。
タイが好き、タイによく行くという日本人は大変多いですが、「タイのアートが好き」「タイのアートに関心がある」という声はあまり聞きません。それでも「ちょっと気になってはいる」という人はちらほら増えてきています。
私たちsawasdee! ARTは「日本の人たちにもっとタイのアートを知って楽しんでほしい!」という思いを込めて「タイの現代アートシーンを楽しむ3日間」というプログラムを2月7日~9日に開催予定です。日本からバンコク・アート・ビエンナーレの研修旅行を実施する期間、その旅行に現地の方も一緒にジョインしていただけるプログラムとなっています。
バンコク・アート・ビエンナーレ会場を、ミッドタウンエリア(2月7日)とオールドタウンエリア(2月8日)に分け、それぞれ1日ずつ見学します。あとの1日(2月9日)は、今バンコクでホットなアートに出会える美術館やギャラリーなどを訪問します。
この研修旅行は、東京・四谷で教養としての美術講座を専門としている社会人スクールを運営している「美術Academy&School」と、チュラロンコン大学で教鞭をとっている隅英二氏とのコラボレーションによるプログラムとなり、タイの現代アートをアカデミックな側面から知れる機会として大変貴重な3日間となります。
国の歴史、政治の混乱、ジェンダーなど、タイのアートを楽しむには、知っておくべき側面というものがいくつかあります。難しいわけではなく、アートをより楽しむための「背景」として少し学ぶことで、バンコクの至る所に点在する商業施設やその中に展示されているアートの意味や価値をより理解し、楽しめるようになるでしょう!
バンコク在住の皆様、バンコクの新しい楽しみ方として「アート」を取り入れてみませんか?また、資産としてアート作品を買ってみたいという方にも審美眼を鍛えるチャンスです。
アートはとにかくたくさん観ること! このイベントがそのきっかけになれば嬉しいです。
<day1 2025年2月7日(金)>
『バンコク・アート・ビエンナーレ ミッドタウン編』
日程: 2025年2月7日(金)
候補地: ジムトンプソンハウス&アートセンター、BACC、クイーンシリキットコンベンションセンター、one Bangkok ほか
スタイル: 公共交通機関利用、隈 英二氏による解説付き
参加費:
4,200バーツ(昼食・日本語ガイド・美術講師含む)
※12歳以下: 2,100バーツ
※公共交通機関費用は含みません
<day2 2025年2月8日(土)>
『バンコク・アート・ビエンナーレ オールドタウン編』
日程: 2025年2月8日(土)
候補地: 王宮周辺に点在するビエンナーレ会場(ワットポー、ワットアルン、国立博物館、国立美術館、サイアム博物館) ほか
スタイル: 専用車利用、隈 英二氏による解説付き
参加費:
4,900バーツ(入場料・昼食・専用車・日本語ガイド・美術講師含む)
※12歳以下: 2,450バーツ
<day3 2025年2月9日(日)>
『バンコクのホットなアートスポットめぐり』
日程: 2025年2月9日(日)
候補地: バンコククンスターレ、N22ギャラリー群、アーティストスタジオvisit、ほか
※さらに追加予定!
スタイル: 専用車利用、隈 英二氏による解説付き
参加費:
4,900バーツ(入場料・昼食・専用車・日本語ガイド・美術講師含む)
※12歳以下: 2,450バーツ