バムルンラードインターナショナル病院 40周年「COVID-19の時代にタイは医療ツーリズムのトップに」

バムルンラードインターナショナル病院は今年で40周年を迎えます。
「COVID-19の時代に医療ツーリズムのトップを目指す」と掲げ、記者会見が行われました。
タイのCOVID-19下における状況は改善し続けており、グローバルCOVID-19 指数でアジア1位に。今後、メディカル・ウェルネスツーリズムを主とする、タイ旅行プロモーションを強化し、国の経済活性化を目指します。
バムルンラード病院CEO 薬剤師Artirat Charukitpipat氏
「1980年以来、世界各国からバムルンラードの医療ケアを求め、多くの人々が訪れています。結果、国際医療ツーリズムの目的地となり、モデルとなっています。また、バムルンラードはGlobal Healthcare Accreditationの COVID-19認証を受けた最初の病院であり、先端医療技術を含む、最高レベルの複合医療、4次医療を提供しています。また、統合医薬品、伝統的医薬品、予防医薬品を活用し、総合的なウェルネスにアプローチするVitalLife Scientific Wellness Center と協力し、遺伝学的分析と最新医療技術を使って、将来の健康リスクの識別を行い、個人ごとにカスタマイズされたウェルネスプランの作成を可能にします」
バムルンラード病院CMO Taveesin Tanprayoon 医師/准教授
「1980年にバムルンラード病院は、医療を提供する公的機関の負荷を軽減するため設立された私立病院です。タイ国内で世界基準の医療、特に複合医療を受けることができます。40年に渡り、医師、専門家と協力して患者様をケアしてきました。今後も最先端医療器機を取り入れ、タイのメディカルリーダーとして邁進します」


TATプロダクトクリエイション事業部ダイレクター Komkrit Duangngern氏
「Case study of COVID-19 With the potential of Thailand's service sector to the future of the worldフォーラムにおいて、各種機関が協力し合い、国の経済の建て直しを測り、危機を共に乗り越える駆動力となる事を協議しました。ニューノーマル下におけるTATの医療ツーリズム戦略は、量よりも質に重きを置いて、健康・ウェルネスのグループツアーを招聘します。また、、タイの安全性、独特の文化と食文化、自然の美しさ、ホスピタリティをセールスポイントに、健康ツーリズム、医療ツーリズム、農業・食品ツーリズムの3つのタイプのツーリズムを提案していきます」
サイアムコマーシャルバンク SEVP・CMO・External Communication & CSR長 Thana Thienachariya氏
「ワクチンができるまで健康と経済のバランスを整えることが必要であり、COVID-19がデジタルバンキングを進める触媒となりました。銀行はそれぞれのデジタルバンキングプランを加速させています。企業は新しいものを取り入れ、より良い方向へ早く調整していくべきです。SCBは新しいデリバリープラットフォーム Robinhood を3ヶ月で開発しました。GPや追加料を徴収せず、小規模なレストランの資金問題を解決します」
セントラルデパート シニアエグゼクティブヴァイスプレジデント Piyapong Thanyasrisung博士
「セントラルデパートの戦略プランはCOVID-19下において変化し、いま最も重要なのは衛生管理です。オゾン滅菌機、UV-Cの消毒機の導入、入店人数制限、トラッキングの実施を行ってきました。また、オムニチャネルセールスが加速し、ショップ24/7、LINEのCentral Chat & Shop、Central Call & Shop 、ドライブスルー、バムルンラード病院と提携したCentral at Bumrungradなどからアプローチしていきます」


バムルンラード病院CMO Napas Paorohitya 女史
「2020年はタイの医療・公衆衛生にとって重要な年となりました。医療ケアの面でしっかり対応していければ、危機の中にもチャンスがあります。タイが国際的な医療ハブとなることを後押しするでしょう。タイの有利性は病院の質、医師の専門性、同等の標準で低額な医療ケアコスト(USに比べ40~75%低い、シンガポールに比べ30%低い)にあります。グローバルな医療ハブとして医療費は重要な要因となります。バムルンラードが私立病院のリーダーとして、より早く前進しなければなりません。変化を受け入れ、新しいことを積極的に試し、決断を早くしなければなりません。現在、基本的なヘルスケアを提供するBumrungrad @Home Service Centerや 60 Second Serviceのような遠隔診療(コンサルテーション)、家庭ヘルスケアサービスを導入しています。今後さらに、各組織の強化、学術知識の共有のためのパートナーシップネットワークの構築も重要だと考えます」
バムルンラード病院顧客 Mrs. Lydia Sarunrat Deane
「タイは世界でもトップクラスの医療システムを持つ国です。質、医師、最新の機器とテクノロジー、身体的・精神的に効果的なケアが揃っているからです。COVID-19対策に関わる全ての医師、看護師、専門家はプレッシャーの中、自分の時間や家族を犠牲にし、人々と国のため献身的に働いています。病院で働く全ての人を賞賛し、サポートしたいと考えています。医療ツーリズムでは間違いなく、世界トップの国の一つになるでしょう」
バムルンラードインターナショナル病院からのお知らせ
タイ国政府は仏歴2548年(西暦2005年)に制定された非常事態下行政非常事態宣言法に基づき、この度COVID-19の感染拡大抑制のため非常事態対策本部(CRES)を設置。2020年3月26日から4月30日まで全国的な非常事態宣言を発令しました。
これを受けバムルンラードインターナショナルでは、医療機関としての役割と責任を鑑み、患者様にこれまでと変わらずご受診いただけるよう、今後提供する医療サービスについて下記にお知らせいたします。
診療について
1. バムルンラードインターナショナルは通常通りの治療を行っておりますが、一部の専門科やサービスの営業時間は、適宜調整される場合があります。先ずは1378ホットライン(英語・タイ語対応。又は02-011-3388日本語カウンター)にご確認ください。18時以降は、以下のクリニックとセンターは別のフロアに移転します。
- 乳腺科 (Breast Care Clinic)
- チルドレンセンター(小児科) (Children’s Center)
- 耳鼻咽喉科 (ENT)(Ear, Nose and Throat Center)
- 内分泌科 (Endocrine Center)
- 眼科 (Eye Center)
- 循環器科 (Heart Center)
- 人工関節センタ― (Joint Replacement Center)
- 一般内科 (Medical Clinics)
- 腎臓内科 (Nephrology(Kidney) Center)
- 脳神経科 (Neuroscience Center)
- 整形外科 (Orthopedics Center)
- リハビリセンター (Physical Therapy & Rehabilitation Center)
- 術前準備室 (Pre-op)
- 脊椎センター (Spine Institute)
- 外科 (Surgical Center)
- 泌尿器科 (Urology Center)
ご受診に際しては、バムルンラードインターナショナルクリニック(BIC)ビル、Gフロアにあるカウンターにてご登録ください。カウンターで各センターの場所をご案内いたします。
●歯科(BIHビル3階)は、緊急の場合のみの対応とさせていただきます。
●イブニングクリニック(肝臓センター内)は現在閉鎖しております。Gフロアの登録カウンターにお越しください。
2. 救急救命センターは24時間営業しております。
3. 患者様は通常通りご来院可能です。ただし、外出禁止令が布かれた場合の通行に際して、緊急や救急時以外は、IDカード、パスポート、またはその他の公式IDと予約票(あれば)をオフィサーに提示できるよう準備をしておくことをお勧めします。
4. 患者様とそのご家族、および病院を訪問する方々は全員、疾患予防プロトコルに従ってCOVID-19スクリーニングポイントを通過する必要があります。
5. 医療サービスに必要な薬品や医療用品の備蓄は十分にございます。
6. 病院内のフードコート、レストラン、銀行、ショップは営業していますが、営業時間は適宜調整される場合がございます。
7. 念のため、ご来院前に1378にご連絡ください。
その他のサービス
バムルンラードインターナショナルでは、患者様とそのご家族の便宜のために下記のサービスも提供しておりますのでどうぞご利用ください。
‐ スマートフォンによるコンサルティング(遠隔医療)
‐ 医師の処方に基づく処方薬の補充と薬の宅配
‐ 医師の指示による採血訪問サービス
‐ インフルエンザ予防接種の訪問診療サービス
‐ 免疫検査のための訪問診療サービス
最後にいつもバムルンラインターナショナルを信頼いただき深く感謝申し上げます。
バムルンラードインターナショナル病院
2020年3月28日
バムルンラードインターナショナル病院
2022年までにワールドクラスの包括的な医療の提供と三次医療における革新的医療技術の導入を発表
バムルンラード病院取締役・アティラットチャルキピパット氏は、今後の経営方針として以下の3点を発表しました。
1. 優れた医療
医師やその他の医療従事者たちの専門知識と経験は、総合的かつ専門的な三次医療の提供をする上で非常に重要です。そこで専門センターを設立し、専門医たちが特定の症状の治療に専念できる体制を整えました。総合的な医療の提供が私たちの目指すところであり、病気の予防、早期診断、治療、回復までのあらゆる面で医療を提供します。専門センターには集中治療室、心臓疾患センター、ホライズンがん治療センター、消化器科、脳神経センター、ロボット手術センター、眼科などがあります。
2. 優れた経営および人事
バムルンラードでは人材も非常に重要であると考えています。全てのスタッフが楽しく働くことができ、それぞれの潜在能力を活かし、また仕事の面で成長できるよう心がけています。
3. 優れたサービス
バムルンラードとは、タイ語で“人々の世話をする”という意味です。患者様に最大限に尽くせるようサービスの向上を目指しており、様々な医療技術を導入しています。例えば、遠隔医療相談では、患者様がスマートフォンやタブレットを使って医師に相談し、早期診断や生じうる健康問題についてのアドバイスを受けることができます。また、OPDインスタントクリニックでは、受付、受診、お会計、お薬の受取まで1時間以内に済ませることができます。こちらのクリニックでは外来診療や予防接種、薬の追加処方などを行っています。
次に、研究開発部門責任者であるティーラデッヴィアンティーラワット医師から、医療における革新について以下の発表がありました。
現在バムルンラードでは、新しい情報システムを導入し、より安全に患者様のデータを保存しています。これらの情報に医療専門家たちがアクセスできるこで、24時間体制でスムーズに医療サービスを提供することができます。また、AIおよびビッグデータ、ゲノム科学、ロボット工学、サイエンティフィック・ウェルネス、テレメディシンの5分野で様々な医療技術を取り入れ、医療レベルの向上を行っています。バムルンラードでは、放射線医がCT検査やX線検査、超音波検査などの画像診断を行うにあたり人工知能(AI)を導入しており、AIが何百万もの画像を分析することで、より迅速かつ精確に診断と治療を行うことができます。また、バムルンラードではダ・ヴィンチによるロボット手術をタイいち早く導入し、低侵襲かつ安全で効率よく手術を行っています。
これからの医学は、DNAやゲノム科学を医療の分野に取り入れ、遺伝子の異常、生活習慣、環境、食生活、天候といったような健康に関わる諸要因すべてを考慮し、情報に基づいて有病率を決定し、個々の患者様に合った治療計画を立てることです。
最後に、医療技術のみによってバムルンラードの目指すところを実現することはできません。患者様とのより効率的なコミュニケーションと健全な関係こそが、最善の医療をご提供する上で重要なことなのです。当院の医師、看護師、医療専門家、その他のスタッフ全員が、患者様に癒しを与え、できうる限り最良の治療を提供できるよう努力しております。バムルンラードを訪れるすべての患者様が、よい体験をしたと感じていただけるようにすることが、長期的な成功にとって大切であると考えます。
Bumrungrad International Hospital
ホットライン(タイ・英): 1378
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