私の苦手なものに「お断り」があります。「やっぱり、○○しないと悪いなあ」と、相手との関係を考えたり、傷つけてしまうのではないかと思うのです。「何だか気が進まない」心ではそう思っているのに、人に会ったり、時間を作ったり。「しっくりこないけど、ご縁があったということは必要なのかも」と、無理にこじつけたりすることもあります。そして、行ったは良いけれど、やはり居心地が悪い自分がそこにいて、「やっぱり行かなければ(やらなければ)よかった」と後でため息をつくのです。これは、最初から「気が進まない、しっくりこない」と感じていたことを、「思考」が「感覚」に勝ってしまった結果です。
自分と繋がる人、一緒にいる人を、自分に合う合わないで決めることは、決して傲慢ではありません。自分を大切にするためにも、大事なことなのです。「ご縁を大切にする」ということは、自分の存在や感覚を大切にしながら、自分の好き、や本音を、リスペクトすることだと思います。自分の存在自体を好きになって、自分に自信が持てるようになると、不思議と自分の周りが自分と合う、同じエネルギーの人で満たされ始め、無理をしなくても相手の存在を認め、リスペクトできるようになるはずです。
ご縁ついでにもう一つ。大切なご縁にも賞味期限があって、その時は合っていたにも関わらず、今は合わなくなってしまった、と言うこともあるのです。そんな時は罪悪感を持たずに「今までどうもありがとう」と、そっと手放すことも、新しいご縁を呼ぶスペースのために大切です。
9月9日からは、幸運・拡大の星である木星が約1年間、対人関係やパートナーシップがテーマの天秤座に入ります。「誰と繋がっていたいのか、一緒にいたいのか」が様々な形で、対人関係のお試しとなってやって来ることも(笑)その時に大切になるのは、自分の本心、魂からの声です。自分の気持ち、感覚をどうか大切に、愛の選択をして下さいね。