特集記事 モダンタイキュイジーヌを食べよう!

モダンタイキュイジーヌを食べよう!

世界じゅうにファンの多いタイ料理。今や日本でも各地にタイ料理店がありますが、ここバンコクではモダンタイキュイジーヌと呼ばれる新しいジャンルのタイ料理が人気。定番のタイ料理に現代のエッセンスを加え、味も見た目も洗練された、都会的で高級感のあるタイ料理、知っていれば何かと使えるお勧めレストランをご紹介します。

※記載のメニュー・価格などの情報は、予告なく変更になる場合があります。

タイでミシュランの味を楽しめる希少な一軒

SRA BUA by KIIN KIIN

スラブア・バイ・キンキン

「ロブスターのサラダにフローズンレッドカレーを添えて」ドライアイスを仕込んだ器でサーブ *3コースランチセット

バンコクで最も有名なモダンタイレストランといえばこちら。デンマークに10軒展開し、うち、コペンハーゲン本店がミシュランを獲得している「Kiin Kiin」のヘンリックシェフが、唯一海外でプロデュースしている「SRA BUA」。タイでミシュランの味を楽しめる希少な店とあって、ランチもディナーも予約でいっぱい、オープンから6年経つ今でもその人気は衰えません。3ヶ月ごとにメニューが変わり、その度にヘンリック氏がデンマークから訪れ、新メニューを公開するのもファンを魅了する理由の一つ。

「胡瓜とドライトマト、和牛のサラダ」薄くスライスした胡瓜を皮ごと一晩水に浸して鮮やかな緑に仕上げています *3コースランチセット

「りんごとセロリの“ヤム”にマリネした帆立を添えて」 *ディナーセット

「ロブスターにビーツと海老の煎餅、タイスパイスのソースを添えて」 *ディナーセット

「バナナケーキと塩風味のアイス」マンゴーの木の器にのせてサーブ *3コースランチセット

「スロークック(低温調理)のウズラのコンフィとマッシュルームのトムカー」ウズラのスープストックを粒状のゼリーにしたものと、パクチーのソースがトッピングされています。トムカースープを別添えのポットでテーブルサーブするのがポイント(4コースランチセットより)

Siam Kempinski Hotel Bangkok 内
0-2162-9000
12:00〜15:00 / 18:00〜23:59

ランチセット

3コースセットランチ 1,350バーツ++
4コースセットランチ 1,500バーツ++

ディナーセット

10コース 5,900バーツ++

和とタイ、2人のアイアンシェフの華麗なる共演

Vivarium

ヴィヴァリウム

「牛肉(オーストラリアまたは日本産)のグリル(150g)をタイ風のソースで」ジューシーで味のしっかりしたビーフに、スパイシーなタイソースがピッタリ。550〜1,300バーツ++(肉の種類による) 

「本物すし」で一躍有名になったアイアンシェフBoontham(ブンタン)氏と、モダンタイ料理を牽引する若きシェフChumpol(チュンポン)氏によるレストラン。和の食材をタイ料理(風味)とミックスさせたユニークなメニューをサーブしています。ガラス張りの大きな窓に囲まれた店内には、所狭しとグリーンが並べられ、雰囲気はまさに巨大なVivarium(植物などの飼育ケース)! 昔、工場だった建物を改装し再利用しているため、天井が高く開放感があり、かつ高級感が。料理はバリエーションに富んでおり、さすが有名シェフ2人のアイディアの共演、という感じ。ぜひ試してみて!

「ホタテ入りのグリーンカレー、ピザブレッド添え」550バーツ++ 

「タイ風ソースのピザにいくらを添えて」560バーツ++

ラマ4通り(Soi Saeng Chan) 
0-2261-9507
17:00〜23:00

Jason & Bee 天才シェフ夫婦がノーブル・タイに挑む!

Paste

ぺースト

「スイカとイクラのサラダ」ココナツとエシャロットなどが添えてあります

料理の本質を大切にしながら、新しさを表現する。奇抜なフュージョンではなく、あくまでもモダンなタイキュイジーヌ、というのがペーストのコンセプト。見た目は全くタイ料理に見えませんが、食べてみると確かにタイテイスト!「この20年以上、アジアのモダン料理は迷走している」とシェフのジェイソン氏は言います。ペーストの洗練されたモダンタイ料理は、味を重ねるテクニックが素晴らしく、見た目も華やか。場所はBTSチットロムからスカイウォークで直結の商業施設「ゲイソーン」の3階。ランチセットもあるので要チェックです。

「チェンマイ産川海老のサラダ」海藻やベリーが添えてあります

「蟹入り南部風タイカレー」香ばしく濃厚な味わい。カレーの辛さと黒胡椒の辛さを上品にミックス

ラチャプラソン Gaysorn 3階
0-2656-1003
12:00〜14:00 / 18:30〜23:00

ランチセット

セットランチ 990バーツ++

サーブされるごとにワクワク、感動を与える達人

OSHA

オーシャ

「北海道産ホタテのフローラルサラダ」฿490++ 色とりどりの花(食用)が飾られ、華やかな一品

2年前、新星のごとく登場した「OSHA」は、学生時代からオーストラリアに20年住み、料理を学んだ後タイに帰ってきた、タイ人女性シェフが開いたレストラン。サイフォンでサーブされるトムヤムクンや、ドライアイスを大量に使ったフルーツ盛り合わせなど、派手な演出がウケて話題になっているのか? と思いきや、いずれの料理も味でしっかり勝負しており、タイの伝統料理をリスペクトしています。場所はソイ・ルアムルディからウィッタユ通りに抜けたところ(日本大使館にも近いです)。また、「アジアティーク」にも姉妹店があり、そちらではクッキングクラスも開催しています。

「トムヤムクン」400バーツ++ サイフォンの上部には香り付けに使用するタイハーブ、下部にはトムヤムスープが。バーナーで熱するとスープに香りが付く仕組み。

具の入った皿にそのスープをサーブすれば、食べる際、邪魔になりがちなハーブが無い為、非常に食べやすい

「チキンイエローカレー・バナナパフ添え」500バーツ++ と「OSHA風ココナツライス」120バーツ++ カレーに使うチキンは3時間以上煮込んであり、ほろほろに崩れる。この他、ラムのマッサマンカレーなども人気

「イカのカイケム(塩卵)フライ」220バーツ++ イカの下からココナツの香りのスモークが出てくる仕掛け

メコンウィスキーとパッションフルーツのカクテル「OSHA CHADA」 555バーツ++

季節のフルーツの盛り合わせ。穴の開いた岩にドライアイスを入れてサーブ。料金は内容により異なります

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壁にはラーマヤーナ絵巻き、天井にはチャダー(冠)のシャンデリア、とタイの伝統をモチーフにした内装が素敵

ウィッタユ通り
0-2256-6555
11:00〜14:30 / 18:00〜23:00

テーブルサーブのスープが新鮮!生まれ変わったベンジャロン

Benjarong

ベンジャロン

伝統的なタイ料理をベースに、新しい技法を取り入れ、現代風にアレンジされたタイ料理を楽しめるベンジャロン。ヘッドシェフのモートン・ニールセン氏は、ロンドンの「Nahm」やコペンハーゲンの「Kiin Kiin」といったミシュランレストランで経験を積んだ実力派。デュシタニのベンジャロンといえば、伝統的な宮廷料理のイメージがありますが、数年前からモダンタイキュイジーヌに路線変更。宿泊客を始め、観光客にも好評です。窓の外には、緑に囲まれた滝や鯉の泳ぐ池が見え、時間がゆったり流れているかのよう…。今回はお勧めのランチセットをご紹介します。

週替わりのランチセットより、

トムヤム味のタロチップス、ガイヤーンをのせたソムタム、トムヤムクン、ダックのレッドカレー、ココナツアイスのセット

ミーグローブ、魚フライと野菜のヤム、トムコーン(スープ)、マッサマンカレー、カオニャオマムアンのセット
いずれもスープはテーブルでサーブ

シーロム Dusit Thaini Hotel内
0-2200-9000
11:30〜14:30(平日のみ営業)
18:00〜22:00

ランチセット

5コースランチセット 950バーツ++

46階のルーフトップレストランで、若き天才シェフの味を堪能

Cielo by Sky Bar & Restaurant

シエロ スカイバー&レストラン

「トロピカルダックカレー」香ばしく焼いたダックとフルーツにイエローカレーをその場でサーブ。西洋、タイ、中華の要素を盛り込んだシグネチャーメニュー

プラカノン駅から徒歩5分、「Sky Walk Condominium」のルーフトップにあるレストラン。チャオプラヤー川やカオヤイの山まで、360度パノラマビューの景色を楽しみながら、若き天才シェフ、ピン氏のモダンタイキュイジーヌを味わうことができます。昨今、タイでは若者がシェフを目指すケースが増えていますが、ピンシェフもその一人。アメリカ留学の経験を生かし「Thai Innovative &Western」という独自のスタイルでモダンタイに挑みます。メニューは3ヶ月ごとに変更しているのだとか。また、併設のバーでは大会優勝経験のあるミクソロジストが作るカクテルも楽しむことができます。美味しいタイ料理をルーフトップで楽しめる希少なレストラン、お友達のアテンドにもいかが?

「白身魚のフライ(トートマンプラー)にタマリンドソースを添えて」彩の良いサラダ(キヌアなどスーパーフードも使用)の上に盛り付けてある

「クリスピーポークに香港スタイルのソースと鶉の卵を添えて」まるで絵のような一皿!

プラカノン
Sky Walk Condominium 46階
0-2348-9100
17:00~25:00

「古典」がいま、新しく見えるタイ料理を再発見できる店

Saneh Jaan

サネージャーン

「サネージャーン」250バーツ++ 柿を象った縁起物の伝統菓子。緑豆の餡を自家製のオップティエン(香り付け用のロウソク)でスモークしています

通称、大使館通りとも呼ばれるウィッタユ通りに新しくできた商業施設付きオフィスビル「GLASSHOUSE@SHINDHORN」の中にあるサネージャーン。モダンタイというカテゴリーではないけれど、「珍しいタイ料理が見つかる」「見せ方が可愛い」と話題になっている一軒。店名のサネージャーンとは、今ではあまり見掛けなくなったタイの伝統菓子の名前。料理はいずれも素材にこだわっており、外国人の口にあう、洗練された味と盛り付けでありながら、本格的な辛さと伝統料理へのリスペクトもあり、海外から訪れるゲストにタイ料理を紹介する場としても重宝しそう。

「チョーマリー」320バーツ++ 花型の蒸し餃子、餡はドライフィッシュを使った甘い味付け

「季節野菜と揚げた魚に、海老のナムプリックを添えて」390バーツ++ ガピ(海老ペースト)と海老、マンゴーなどをミックスした珍しいナムプリック。筍の芽や小さなニガウリ、大きなオクラなど、軽くスチームした野菜が10種類以上盛られています

「インゲンとカリカリに揚げた豚肉の、ガピ(海老ペースト)炒め」390バーツ++ チャンタブリー県の地方料理で、バンコクでこれを出す店は珍しい

「卵と豚の角煮(カイ・パロー・ムー)」320バーツ++ 宮廷レシピに基づき、5種のスパイス(八角、シナモンなど)を使って濃いめの味付けにした本格派

「蟹入りレッドカレーとカノムチーン」450バーツ++ 蟹肉がたっぷり入った南部風の辛いカレー。カノムチーン(米粉でできた細麺)と一緒に食べます

「タロとメロン入りココナツシロップ、氷とポップライスを添えて」280バーツ++

104-sp041

 

ウィッタユ通り
0-2650-9880
11:30〜14:30 / 18:00〜22:00

スクムビット53の一軒家レストラン、創作タイのパイオニア

Bo.lan

ボ・ラーン

「ナコン・シ・タマラート県産。5種の前菜盛り合わせ」 様々な食材を用い、辛さや甘さのバランスを図ったプチセット、食べながら旅をしているような気分に

創作タイ料理の先駆者的存在の「ボ・ラーン」。この店名は、創始者2人のシェフの名前から付けられたものですが、タイ語で「ヴィンテージ」という意味もあるそう。地産地消をモットーに、タイの農家や漁師と提携し、鮮度の良い食材を厳選して仕入れています。中でも野菜は無農薬、オーガニックにこだわっているのだとか。シェフ達が地方を旅しながら出会った様々な食材をここバンコクで、舌の肥えた都会人や外国人に提供し認めてもらう。その為にアイデアとテクニックを生かし洗練された創作タイ料理をサーブしてきたボ・ラーン。その“味と食感”をぜひ楽しんで。

「食用花とポークチョップに魚のディップを添えて」塩漬け魚をココナツで柔らかく煮て作られたディップで、食用花のフライやオーガニック野菜、ポークチョップを頂きます

シェフのDuangpornさんと Dylan Jonesさん

スクムビット・ソイ53   
0-2260-2962
12:00~14:00 / 18:00~25:00

ランチセット

4コース 980バーツ++

サラダ、スープ、炒め物、タイ風カレー、果物またはデザートをサービス(ドリンクはセットに込まれません)
※3ヶ月毎にメニューが変わります

番外編

ブルーエレファントのピンクリボンキャンペーンメニュー

Blue Elephant

ブルーエレファント

フォアグラにカロンダソースとピン クポメロサラダを添えて

乳がんの早期発見を促すピンクリボンキャンペーンの一環として、毎年10 月に実施している、ブルーエレファントの「Go Pink With Chef Nooror Menu」。今年は、オーガニックのライスベリー(栄養成分豊富な赤いタイ米)、キヌアやカロンダといったスーパーフードを使っているのが特徴。ピンク色を所々に入れた可愛らしいデコレーションでサーブされます。「Go Pink」の特別メニューは2016 年10 月末までの限定メニュー。アラカルトまたはセットでオーダーすることができます(画像はセットメニュー 1,850バーツ++)。この機会にぜひトライしてみてくださいね。

「前菜3 種盛り」海老とキヌアのサラダ、ピン ク色の餃子、チキンカレーのセット 

「ライスベリーのヌードルにグリーン カレーを添えて」

「ダックとマルベ リーのスープ」「スノウフィッシュとハーブ のグリル」「川海老のタマリンドソース」

BTSスラサック
0-2673-9353
11:30~14:30 / 18:30~22:30

ランチセット

曜日替わりのランチセット 680バーツ++
(前菜3種、メイン3種、副菜、デザート)
※スープ付きは 780バーツ++

by WOM 編集部

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