バンコクとあやさんと私

第77回 異動

もう少ししたら本帰国や転勤など、異動の多い時期になります。それに伴い、あやさんの転職時期でもあります。

彼女達の仕事探しは簡単なものではありません。伝手もなければ、助けてくれる人も限られています。出来れば現在の雇用者が、異動する前に雇用先を決めてあげてほしいものですね。

 会社により異動の辞令が出る時期が異なるので、どのような形をとるのがいいのかはそれぞれなのですが、まずは異動がわかったら、あやさんにも伝えてあげましょう。具体的にいつから次の仕事に移って良いのかを提示をしてあげなければ、彼女達も動けません。もちろん雇用者が次の仕事先も一緒に探してあるのが望ましいです。もし次の仕事先がみつかったら、出来るだけ自分が雇用していた条件と同じ形で雇用してもらうようにしてもらうのが一般的です。また、あやさん側にも希望があると思うので、それをはっきりと伝え、一緒に進めていくとスムーズです。その際、家族構成や仕事量も判断材料にしてあげましょう。

もし異動までに雇用先がみつからなかった場合、推薦状を書いてあげることをお勧めします。推薦状の形式はありません。一番大切なことは、働いた年数とその間、問題はありませんでした。ということを伝えることです。親切なのは、自分の連絡先を書いておくことです。面接で、聞きたいことがあれば伝えてあげることが出来るからです。
 料理が出来るあやさんであれば出来る料理内容も一緒に記載してあげれば、尚わかりやすいですね。

そして、退職金も忘れずに!!
 これは働いた年数によっても違ってきます。本来ならば次の仕事先がみつからなければ実際の退職金に1カ月分はプラスしてあげた方が良いでしょう。お金が充分でない場合は電化製品や売れる物をお金代わりにすると喜ばれます。

 最近は、人情が薄くなっているせいか、あやさんもすぐに解雇され、後の面倒もみてくれる人が少なくなってきているように感じます。折角縁があり、お世話をしてくれた人なので、出来る範囲で配慮し気持ちよくお別れしたいですね。

チンチョ・プロフィール

在タイ10年以上の主婦。ひょんなことからあやさんと日本人奥様の仲介をすることに。バンコク滞在経験を生かして双方の相談に乗ったり、多くのトラブルに対応。そしてまさかの高齢出産。あやさんに助けられながら家事に育児にボランティアに奮闘中。

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