コラム バンコクとあやさんと私 番外編 第3回 幼稚園の存続

バンコクとあやさんと私

番外編 第3回 幼稚園の存続

今回、WOMで全3回の番外連載コラムのお話を頂いたこと、そして読んでくださった方と、色々な力添えをくださった方々に深くお礼を申し上げます。このコラムのおかげで様々な方々からお声を頂き、感謝しています。私達のボランティア先「スーンパッタナ・レ・ボリカーン クロントーイ」はスクムビットから車で15分くらい。スラムの入り口にあります。今から1 年ほど前、私たちは幼稚園が存続の危機にあることを知りました。それまで幼稚園の支援をしてくれていたスポンサーが急にいなくなったのです。クロントーイと言えばバンコク最大級のスラムと言われ、沢山の寄付が集まっているように言われていますが、この幼稚園は教会からのわずかな寄付だけで、運営はほとんど園長先生の実費で行われています。つまりいつまで存続出来るかわからない状態なのです。保護者の中には一日20バーツの給食費を払えない人もいますが、それでも子どもが犯罪に巻き込まれないように園長先生は幼稚園に来ることを勧め、苦しいながらも園を切り盛りしています。また、朝ご飯を食べずに来る子や、充分に栄養が取れない子のために 毎日牛乳を飲ませています。おやつも出しているので、とても20バーツでは足りないと思います。

炊き出しの昼ご飯を 食べる子ども達

炊き出しの昼ご飯を 食べる子ども達

私達の活動は、月に 1 回の幼稚園訪問と、年に3回開催するチャリティーバザーです。幼稚園訪問は、子ども達と一緒にリサイクル工作をしたり、一緒に遊んだりして、少しでも愛情を注 いであげることが目的です。また、チャリティーバザーでは販売の手伝いをして、少しでも寄付金を集めようと必死です。昨年からは幼稚園の1食分でも助かれば、という気持ちでおやつの配布や昼食の炊き出しも始めました。また、日本人家庭の皆さまから不用品の回収をさせて頂き、スラムの人達に提供しています。ベビーチェアーなど大きなグッズの寄付品は、 園が管理して周辺住民に貸し出しをしています。自分達で生活が困難な人、園児と保護者を優先に提供し、消耗品などは10〜20バーツで販売しなが ら幼稚園の運営資金に回しています。スラムの人達は物をタダで渡すとキリがなく持って行くので、お金をとることにしていますが、どうしても払えない人には物々交換を勧めています。

リサイクル工作をする子ども達

リサイクル工作をする子ども達

さて、このコラムでは、なかなかうまくまとまらず、伝えきれなかったことが多かったように思いますが、これを機にフェイスブックページを開設しました。私達の活動、そしてスラムの人の生活や幼稚園の状態をアップしてゆくので、お時間ある時に覗いてみてください。そして、私たちはスポンサーになってくださる方を探しています。ま た、寄付金はもちろん物資支援も常に受け付けています。幼稚園では、色鉛筆やA4用紙をはじめ、生活用品など様々な物を必要としています。問い合わせは、フェイスブック、または私(後藤)に直接ご連絡ください。

園児帰宅後 、園を開放しフットボールの練習場所に

園児帰宅後 、園を開放しフットボールの練習場所に

皆さまのご協力、 お待ちしております。

チンチョ・プロフィール

在タイ10年以上の主婦。ひょんなことからあやさんと日本人奥様の仲介をすることに。バンコク滞在経験を生かして双方の相談に乗ったり、多くのトラブルに対応。そしてまさかの高齢出産。あやさんに助けられながら家事に育児にボランティアに奮闘中。

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