コラム プロが教える! 生命保険見直し術 第24回 経済教育の在り方・二宮尊徳から

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第24回 経済教育の在り方・二宮尊徳から

 古くより、日本人は勤勉と言われてきました。
 その勤勉の象徴とも言われた二宮尊徳(二宮金次郎)ですが、二宮尊徳が掲げた『報徳思想』をご存知でしょうか? 報徳思想とは『〇〇から頂いた徳に報いる!』を常に心掛けていけば、世の中や自身が豊かになれるという考え方です。例えば、お客様の『徳』によって、自社を選んで頂けたのだ。その有り難い『徳』に報いるためにも『お客様が期待する以上に、誠実で優れた商品・サービスを提供しよう』と心掛ける企業は、社会を繁栄させるだけでなく自らも豊かになるのは当然のことと感じます。このように『報徳思想』とは単なる美辞麗句ではなく、非常に現実的で実践においても役立つ考え方です。
 その現実主義者でもある二宮尊徳の言葉とされているものに『経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は犯罪である』というものがあります。前半部分は正にリアリスト、そして後半部分は経済の本質を捉えています。ちなみにインド独立の父、ガンジーも『七つの社会的罪(Seven Social Sins)』の一つを『道徳なき商業(Commerce without Morality)』としています。
※他の社会的罪には『理念なき政治(Politics without Principles)』、『良心なき快楽(Pleasure without Conscience)』などがあります。
 昨今、日本でも投資教育が行われてきていますが、表面的な『お金』のみの内容で、その前に学ぶべき『道徳』が抜けてしまっているような気がしてなりません。この辺り、周囲の大人たちの責任のもと、しっかりと伝えていく必要があると感じます。『こどもに伝えたいお金のはなし』では、報徳思想や先義後利など、古くから日本で行われてきた経済教育について取り上げておりますので、ご興味ある方は、是非ご参加頂ければと思います。

著者プロフィール 久米直也

GLOBAL SUPPORT (THAILAND) CO.,LTD. 代表取締役社長

郵便局に12年間勤務(ゆうちょ3年、かんぽ9年)その後、AIGを経て現在に至る。来タイ6年目、3人の子を持つ父親でもあります

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