コラム バンコクとあやさんと私 第85回 変わる生活スタイル

バンコクとあやさんと私

第85回 変わる生活スタイル

 皆さんはバンコクでの生活がどれくらいになりますか? きっと私の先輩に当たる方も後輩になる方も、同じくらいに来られた方もそれぞれいらっしゃることでしょう…。
 私は、15年ほど前にバンコクに来ました。その頃は今ほど日本人も多くなく、治安や物価も違いました。日本語も英語も、通じる場所は限られており、タイ語を習わないと生活が快適にはなりませんでした。日本料理のお店もありましたが、お米はタイ米というお店も珍しくなく、日本食や日本の物も、売ってはいましたが数は少なく、フジスーパーも今ほど物が豊富ではありませんでした。BTSは出来ていましたが、タクシーはボロボロで、メーターもあったりなかったり。その昔はスクンヴィットが洪水になればボートが出るような時代です。
 そして、200平米くらいの広い物件に住んでいる人が多く、殆どの方があやさんを雇っていました。当時は住み込みのあやさんが多く、仕事は、掃除・洗濯・アイロンは勿論、料理や買物、子育てと家事全般と言っても過言ではない家庭もありました。
言葉が通じないと生活しにくい傾向にあったので、あやさんに日本語を習わせに行かせたり、日本料理を習わせたりしていた家もありました。昔から日本人家庭で働いているあやさんの中には、日本語がペラペラだったり、私達より料理が上手く手早い人もいるくらいです。

 最近では、あちこちに美味しい日本料理のお店があり、住まいもコンパクトになりました。あやさんの部屋がない家も多く、小さな子どもを預かってくれるところも増えたので、あやさんを雇わなくてもある程度快適な生活が出来るようになってきていると感じています。寂しい気もしますが、それだけバンコクが発展してきたということですね。数年後、あやさんという仕事自体、存在しているのだろうか? なんて感じている私ですが、これからもバンコクの発展が楽しみですね。

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チンチョ・プロフィール

在タイ10年以上の主婦。ひょんなことからあやさんと日本人奥様の仲介をすることに。バンコク滞在経験を生かして双方の相談に乗ったり、多くのトラブルに対応。そしてまさかの高齢出産。あやさんに助けられながら家事に育児にボランティアに奮闘中。

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