病気・病院

 熱帯性の気候のタイでは、常夏の国ならではの病気が多く存在します。とは言え、蔓延しているわけではないので、注意をすれば日本と変わりなく快適に過ごせます。病気の予防には抵抗力を付けるのが最善。日頃から健康管理に気を遣いましょう。

タイでかかりやすい病気

風邪

 レストランやホテル、ショッピングモールなどの商業施設の建物内、電車等交通機関の車内など、冷房が非常に強く効いています。屋内外の気温差が激しいので、それだけでも体調を崩しやすく、風邪を引きやすい環境です。薄手の上着などを一枚、持ち歩き、調整できるようい準備することをおすすめします。

下痢

 屋台でお腹を壊すというイメージがありますが、調理している食品はまず火を通しているので、屋台の食べ物で壊すことは少ないはずです。水道水を使った飲用水や、氷、ちゃんと洗われていない食器などが原因となっていることが多いようです。

 もし下痢になった場合は、水分補給を十分にし、脱水症状にならないように特に気をつけて下さい。大したことはないと侮らず、早めに医療機関に相談しましょう。

細菌性赤痢

腸チフス

コレラ

デング熱

 熱帯シマカやヒトスジシマカなど、蚊を媒介するウィルス感染症です。3~4日の潜伏期間後、高熱、頭痛、吐き気などの症状が現れます。虫除けを用意して蚊に刺されないよう注意してください。二回目以降に罹患した場合、症状がよりひどくなるとも言われていますので、充分に注意する必要があります。

狂犬病

 犬にかまれることで、感染する病気。神経系を冒し、発症すると凶暴化して死に至ります。タイではよく野良犬を見かけますが、狂犬病ウィルスを持っている可能性も高いので、触らないようにしてください。野良犬、飼い犬に関わらず、万が一犬に噛まれたら、すぐに必ず病院で診察を受けるようにしてください。

肝炎

 主にA、B、C型があります。A型は食べ物や水などから感染し、B型は注射針、カミソリ、性行為から感染する血液性のものであり、C型は 医原性(輸血、血液製剤等)の感染となり、症状は、発熱、黄疸、全身倦怠感などです。A型・B型肝炎に関しては、自身で注意することである程度防げます。

エイズ

 タイでは100万人以上、エイズキャリアがいると言われています。感染は主に性行為や注射針の再使用などによるものです。感染力が弱いとは言え、現時点では治療方法がない病気です。旅先とはいえ軽率な行動は避けるよう心がけましょう。

日本語の通じる主な病院施設

 以下の病院では、診療科によっては、日本人医師が勤務している場合もあります。

サミティヴェート病院 [Samitivej Hospital]

133 Sukhumvit 49 Klon Ton Nua, Vadhana, Bangkok 10110

Phone : 0-2711-8000

バムルンラードインターナショナル [Bumrungrad International Hospital]

33 Sukhumvit 3 (Soi Nana Nua), Wattana, Bangkok 10110

Phone : 0-2667-1000

BNH病院 [BNH Hospital]

9/1, Convent Road, Silom Bangkok 10500, Thailand

Phone : 0-2686-2700

バンコク病院 [Bangkok Hospital]

2 Soi Soonvijai 7, New Petchburi Road

Bangkapi , Huay Khwang Bangkok 10310

Phone : 0-2310-3000

プララーム9病院/ラマ9世病院 [Praram 9 Hospital]

99 Soi Praram 9 Hosp., Rama IX Rd., Bangkok 10320

Phone : 0-2202-9999

DYMインターナショナルクリニック トンロー院[DYM International Clinic Thonglor]

診療時間 : 08:00~19:00(日本人通訳常駐・往診可能)

44/7-8 1st floor, Soi Akapat (Thonglor 13) Sukhumvit Rd,

Klongton Nua ,Wattana Bangkok 10110

Phone : 0-2107-1039, 081-466-4976(日本語、患者様専用)

DYMインターナショナルクリニック 33/1院 [DYM International Clinic 33/1]

診療時間 : 08:00~19:00

593/29-41 Soi Sukhumvit 33/1, Sukhumvit Rd.,

Khlong Tan Nua, Watthana, Bangkok 10110

Phone : 0-2107-1039, 081-466-4976(日本語、患者様専用)

診察時のおおよその金額

 上記で紹介した病院は、設備の整った私立病院となり、治療費も高額になります。普通の風邪で2~3000バーツ(5千~1万円)程度から。旅行保険等に入っていれば、申請すれば戻ってくる場合が多いですし、指定病院であればキャッシュレスで治療を受けられる場合もあります。公立の病院ではずっと安い治療費(半額から1/3)で受診できる場合が多いのですが、タイ語しか通じなかったり、かろうじて片言の英語が通じる程度といった言葉の壁があります。慣れない海外で、日本語で通訳してもらえる安心感は何者にも代え難いものです。言葉が通じなければ自身の容態を正確に伝えることすらできません。

バンコクの病院レベル

 バンコクにある私立の病院は、医療に加え、ホテル並みのサービスを提供する病院も多く、それぞれがサービス面でも競い合っています。医療技術としても、特に私立病院では医療先進国にて医学教育や研修を受けた優秀な医師が勤務しています。これら私立病院の医療レベルは世界的に見てもトップクラスの水準と言われています。もちろん医療設備も整っているため、最新医療技術が格安料金で受診出来る場合があるほどです。

 タイでは医療ツーリズムを奨励していることもあり、欧米・アラブ諸国などからバンコクで最新医療を安く受診するために来る患者も多く、上記の病院では、日本語以外にも、韓国語、アラビア語、中国語など、各種言語の窓口があります。日本人の診察の場合、診察は勿論、電話予約、各種窓口など、ほぼ全てが日本語で通じ、大変便利です。

 病院内には、スターバックスやマクドナルドといったファーストフード店や各種レストランがあることも多く、病院によっては航空会社のサービス顔負けのラウンジを用意している場所もあります。